立地選びには法則がある
はじめまして、株式会社ジョイント代表の比嘉忠男です。
弊社は、主に全国展開しているチェーン店舗を含め病院や高齢者施設などの出店をサポートしている企画・設計・建設会社です。
今から20年前、私は地元建設会社の社員として店舗出店開発を担当していました。
その会社は、沖縄地元企業の店舗出店を専門にお手伝いする設立されたばかりの会社で、県外大手チェーン店との取引は皆無でした。
そこで、私は県外の郊外型店舗を徹底的にリサーチし、運よく一部上場会社の役員とお会いする事ができ、洋服の青山沖縄第一号店をはじめ、物販、飲食、サービスなど全国チェーンを手掛けさせて頂き、開店ノウハウ等を各企業担当役員の方から直に学ぶ事ができました。
全国で数千店を出店してきた莫大な経験値を直にご指導いただいたことは、大変幸運で、心から感謝しています。また、その中で出店して売れる店舗には法則があることを経験で知りました。例えば、「沖縄の場合、土地間口が狭いとお客様は、通り過ぎてしまう」というようなことです。
立地選びで失敗しない為には
一般的に良い立地と理解されている場所は、交通量(通行量)があって、周辺人口が過密で、目立つ場所だと思われがちですが、必ずしもそうではありません。
交通量や周辺人口が多く、視認性があっても、土地によって出店に不向きな場所も実は多いのです。
良い店舗物件は一般には流通しない。
それから1992年、ご指導いただいた各企業役員の皆さんの勧めで株式会社ジョイントを立ち上げ、これまで沖縄県内で200件以上の出店に関わり、その95%以上がお蔭様で予定通り稼動し好業績をあげています。
扱った物件の稼働率が9割を超えていることは、全国でも大変まれなことで、よく質問されますが、その大きな特徴は、弊社では出店7つのポイントを毎回実践している点にあります。また、私たちが扱う物件は、一般には流通しません。
本当に良い物件というものは、大量に情報を供給するような場面には殆ど登場しないのです。そして、私の一番の強みは出会いです。よき出会いは、駆け引きより誠実さ、テクニックだけでは生れないものだと感じます。これからも全ての出会いに感謝し、出店企業皆様のよきパートナーとなれるよう日々人格を磨いてまいります。